“訳が分かる”メンタル対策を
「メンタルヘルス問題は“訳が分からない”」
「個人差が大きくてあいまいで、取り組みの始め方も、そのゴールも定まらない」
そう感じていませんか?
おおた産業メンタルラボは、メンタルヘルス問題を整頓し、“企業ができること”と“治療に任せること”を切り分けます。
これによりメンタルヘルス問題とその対策が“訳が分かる”ものとなり、解決へとつながるよう支援します。
職場のメンタル対策に限界を
メンタルヘルス問題とその対策は、
“何をどのように行えば企業が安全配慮義務を果たしたことになるのか”
“どこまでが健康問題でどこからが労務問題なのか”
がしばしば課題となります。
おおた産業メンタルラボは、その課題を切り分け、その職場における最善のメンタル対策とその限界を探ります。
従業員は対応してもらえないの?
もちろん従業員との面接や指導も行います。
それはひとえに企業側の上司や労務担当者が職場のメンタル対策を行いやすくなる目的のためです。
あくまで基調は企業側の支援です。
まず企業側が、メンタル対策について“何をどこまで行えば良いか”について納得して行動できるようになること。
それを基盤に、“従業員が自身のメンタル課題にどう取り組んでいくのか”を支え、職場のメンタルヘルス問題を解決へとつなげていきます。
コンサルティングの進め方
コンサルティングの進め方
スポットコンサルティング
- 自己紹介
- お伺いしたいこと
-
- 事業内容、事業所の規模といった開示可能な情報
- 今回相談に至ったきっかけのメンタルヘルス問題、これまでの取り組み
- おおた産業メンタルラボにご期待いただくこと
- 説明させていただくこと
-
- 現在お困りの問題についての見立て
- お引き受けさせていただいた場合の取り組み
- お引き受けしなかった場合の取り組み方のヒント
- ご質問と回答
- お引き受けした場合
-
- 次回訪問日(従業員本人との面接)を予定する
- “本人との面接までに実行していただきたい取り組み”について提案
- 企業から本人に、“面接をうけること”を指示していただきます
- 企業から本人に、“面接に上司、労務担当者が同席することの同意”を取っていただきます
- 本人との面接の前に
-
- 初回訪問からその時点までの状況の変化を確認する
- 本人と面接
-
- 自己紹介、面接の方針説明
- 本人のこれまでの生活背景、仕事への取組みを伺う
- 現状のご自身の困りごと、これまでの取り組みを伺う
- 今後どのように取り組んでいくかの心づもりの確認
- 本人への説明、提案
-
- 現在お困りの問題についての見立て
- 状況を改善させるための提案
- 上司、労務担当者への説明、提案
-
- 上司・労務担当者に、現状の見立てを解説
- その後の対応について提案
- 安全配慮義務を果たすために必要な対応はどこから始めたらよいか
- 経過観察期間の設定、ないしは本人との2回目面接を予定
-
- 設定した期間後に労務担当者からメールで状況報告
- 必要であれば本人との面接を再設定
初回面接での会話例
私は会社から依頼された産業医であり、精神科医です。
今回、「Aさんの調子が悪く、そのことで会社としてもどう対処したものか困った状況にある」ということでご依頼いただいて、この面接を持つことになりました。
私は精神科の医師でもありますが、今日の産業医面接は病院での診察ではないので、診断を付けたり、薬を処方したり、治療をすることが目的ではありません。
少しわかりにくいですが、会社での状況とご本人の困りごととを、会社の人間ではない中立の第三者の立場から、専門家として伺うことで、事態が良くなるようにお手伝いするための面接だと理解してください。
たまに誤解されることがあって、「産業医に面接してもらうと、仕事内容が変わるのではないか、部署異動の希望が叶うんじゃないか」と期待されることがありますが、私は部外者なので、そのような決定をする能力も権限もありません。
産業医であり精神科の医師ですから、Aさんの面接を元に、専門家として「精神科産業医としての評価はこうですよ」と会社にお伝えして、そのことを元に社側で判断いただくことになります。そういう意味で、Aさんの状態が会社に伝わりやすくなるお手伝いをします。
ここではお話したくないことを、無理に話してくれと強要することはありませんが、可能な範囲で状況を教えてください。
では、面接を始めますが、こういった困っている状況では、いろいろのことがごちゃごちゃとして考えの整理がついていない場合がほとんどです。
なので、まずはAさんの状況を教えていただいて、一緒に整理をつけて、そこから私の見立て、事態を改善させるための提案をさせていただく、というようにお話をすすめさせてください。
お話を整理していくために、途中で「いつ、どこで、どのように」などと小さく確認しながら進めさせてください。
継続契約をご依頼の場合
- お伺いすること
-
- 事業内容、事業所の規模といった開示可能な情報
- 現在のお困りのメンタルヘルス問題などの課題、これまでの取り組み
- おおた産業メンタルラボにご期待いただくこと
- 可能であれば事業所内の見学
- 説明、提案させていただくこと
-
- 現在お困りの問題についての見立て
- 契約させていただいた場合の最初の取り組み
- 訪問時間、報酬の契約内容
-
- 就業規則、特に休職や復職、懲戒についての規定
- 職種別の安全ガイドライン、業務マニュアル
- 事業所の組織図、職種別の人数構成
- 休職者、過去の労災、事業所内の健康災害の状況
- 特殊健診の対象業務の状況
- 健診後の事後措置の状況
-
- 職場巡視、安全衛生委員会への参加
- その時々での事業所内の課題相談
- 健診と事後措置の判定
- 本人との面接の前に
-
- 面接依頼時点からその時までの状況の変化を確認する
- 本人と面接
-
- 自己紹介、面接の方針説明
- 本人のこれまでの生活背景、仕事への取組みを伺う
- 現状のご自身の困りごと、これまでの取り組みを伺う
- 今後どのように取り組んでいくかの心づもりの確認
- 本人への説明、提案
-
- 現在お困りの問題についての見立て
- 状況を改善させるための提案
- 上司、労務担当者への説明、提案
-
- 上司・労務担当者に、現状の見立てを解説
- その後の対応について提案
- 安全配慮義務を果たすために必要な対応はどこから始めたらよいか
- 経過観察期間の設定、ないしは本人との2回目面接を予定
産業医の方へ
産業医の方へ
おおた産業メンタルラボの産業医支援
現在、企業の産業医を勤めているけれど、メンタルヘルス問題への対応がわからない、自分の対応に自信がない、そんなあなたへ。
どうぞおおた産業メンタルラボのスポットコンサルトをご利用ください。
一緒に事例に取り組ませていただき、その後につながる勘所を掴んだ対応を提供します。
もう一歩踏み込んだ提携契約の準備もございます。
おおた産業メンタルラボは、
経営者、労務担当者、上司の支援者です。
職場のメンタルヘルス問題で困る当事者には、
“不調を来している従業員”の他に、
企業側の“上司や労務担当者そして経営者”がいます。
メンタル不調となっている従業員には専門家である主治医が支援者となります。では企業側の支援者は?
それがおおた産業メンタルラボです。
おおた産業メンタルラボは、上司や労務担当者の「次にどうすればいいのか」を支えます。