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健康経営アドバイザーをとってみましたよ

「健康経営アドバイザー」なるものがありまして。
東京商工会議所が経済産業省の委託を受け、
育成・認定するための研修プログラムを開催しています
そしてその上位資格が「健康経営エキスパートアドバイザー」
かつては初級と上級だったものが、2018年から今の名前に変わったようです。

健康経営アドバイザーは、
「健康経営の必要性を伝え、実施へのきっかけを作る人材を育成するための研修プログラム」であり、
「企業内で健康経営の指揮をとる」人物が対象とされています。
個人で健康経営に興味関心がある、自分の業務に生かしたい、と思う人がとる資格ですね。

一方で、健康経営エキスパートアドバイザーは、
「健康経営に取り組む中小企業に対して、課題抽出・改善提案・計画策定等の実践支援を担う専門人材を養成するプログラム」であり、
「健康経営に取り組む中小企業に対して、課題抽出・改善提案・計画策定等の実践支援を担う専門人材」となる人物を対象としています。


健康経営エキスパートアドバイザーとなるには、
以下のような資格又は実務経験が必要とされています

・対象となる資格
経営・労務に関する資格:中小企業診断士、社会保険労務士
医療・保健に関する資格:医師、保健師、看護師、労働衛生コンサルタント、管理栄養士、健康運動指導士

・対象となる実務経験
健康・医療・保健に関する実務:医療保険者・医療機関・健診機関等での勤務経験など
経営に関する実務:経営者本人または、経営企画など企業経営に従事していた経験など
人事労務に関する実務:人事担当者、労務管理担当者として従事していた経験など
健康経営に関する実務:健康経営の普及や支援に携わっていた、企業などで実践に関わっていたなど


まあ民間資格なんですが、
外部の専門家として企業の支援に関わるうえで、
「健康経営エキスパートアドバイザー」という名前を避けて通るわけにもいかないだろう、と。
とったるどー!

まずは「健康経営アドバイザー」からです。
なぜってエキスパートアドバイザーになるには、まずこちらを修めなくては申し込みすらできないからです。

東京商工会議所のHPから申し込みすると、
・テキストが郵送されてくる、のですが、それを待たずに、
・申し込みが終われば、eラーニング動画(140分)を視聴できる。
・これを受講し終えると「効果測定(IBT)」をそのままPC上で受けられるようになり、
・効果測定は何度でも受験出来て、70%正解すれば合格、
というシステムなようです。

うん。これは手続きですね。試験ではない。

ではeラーニングから始めてみましょう。
10本の動画で合計140分だそうな。
動画は倍速視聴はできないし、いきなり最後まで飛ばすことはできない。
でも早送りはできるので、画像だけ見て10本の動画をすべて見終えます。
ここまで手続き10分、動画30分でおよそ40分。

さて「効果測定(IBT)」とは?
4つの選択肢から「適切なものを選べ」「不適切なものを選べ」などと選択していく四肢択一式 10問ですね。

うんうん。
まあ常識的な質問ばかり。
これは全問正解しちゃうかなー
なーんてポチポチ選んで、
「回答する」で終了。

すぐに結果が出ます。
「8問正解でした」「合格です」
なんですって!!
どこ間違えたの!?

困ったことに、問題解説をしてくれません。
一度合格してしまうと、もう問題にもアクセスさせてもらえない仕様です。
気になるーーー!
でもまあ、また2年後に受けられるのかな。

てなことで、テキストはまだ手元にはないけど、
1時間かからず健康経営アドバイザーになりました!


はい。
健康経営アドバイザー資格取得についてのまとめです。

健康経営アドバイザーは、
試験で合格するというよりは、
eラーニングと確認テストという手続きを行ってもらえる資格です。
この分野に関わったり、関心を持った人にはまったく問題ないでしょう。
健康経営エキスパートアドバイザー受検への踏み台のようでありました。

健康経営エキスパートアドバイザーを受けてみる編に続きます。