おおた産業メンタルラボ

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精神科産業医が語る 産業医活動という「職人技」

旧友からの頼み事


今度、
産業保健総合支援センターで産業医講習会の講師をすることになり、
その準備を進めている。

そんな折、とても恩義のある旧友から、
「産業医として活動することになりそうなのだけれど、
どうしたらいいか教えてほしい」と相談を受けた。

ひたすら臨床医として真面目にやってきて、
いわゆる“臨床医以外の仕事”については、
これまであまり考えてこなかったであろう友人。
決して器用に立ち回ってきたタイプでもない。

それでも、これからの生活や、
医師としての後半のキャリアを考えたとき、
今さら僕に頼ってきた彼に、どう応えるべきか。
そんなことを考える中で、
改めて「一人前の産業医とは何か」を考えさせられた。

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余 精神科医だから、って相談された話 遠隔地でできること、頭の中

一見の人から電話で相談を受けた話の4回目

相談内容

ーーーーー
西日本にある実家に住む、50代後半のお母様のこと。
旦那さんと二人暮らしだが、
旦那さんは本人の状態があまりにひどく、一緒にいられず、
隣県にある自分の会社へ行ってしまい、現在は別居状態だという。
10年来の”うつ”が悪化しており、「全く一睡もできていない」と訴えている。
一方で、朝になると薬が残っていることもあり、起きられない。
起きてもぼうっとしている状態が続いている。

”うつ”になった”原因”はいくつもある。
かつて自分で事業をしていたが、その際の仕事上のパートナーに裏切られた経験が”トラウマ”になっている。
また、結婚当初の旦那さんの行動についても”トラウマ”があり、そのことをいまだに許せずにいる。

「一睡もできない状態が続き、”うつ”がひどい」ため、A総合病院に入院した。
しかし、入院中もやはり眠れない状態が続き、
1か月ほどで「もう家に帰りましょう」という判断になり、自宅に戻った。
だが、帰宅後も症状は全く良くなっていない。

ご子息である相談者のもとに、そんなお母様から電話がかかってきて、
「つらい」「苦しい」と繰り返し訴えられる。
相談者は「一体、自分はどうしたらいいのだろう」と困り、考えあぐねているという。
ーーーーー
(この事例はファンタジーです)

もし診察に同席できたら

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終 精神科医だから、って相談された話 そもそもと、この後どうなるか

一見の人から電話で相談を受けた話の3回目

相談内容

ーーーーー
西日本にある実家に住む、50代後半のお母様のこと。
旦那さんと二人暮らしだが、
旦那さんは本人の状態があまりにひどく、一緒にいられず、
隣県にある自分の会社へ行ってしまい、現在は別居状態だという。
10年来の”うつ”が悪化しており、「全く一睡もできていない」と訴えている。
一方で、朝になると薬が残っていることもあり、起きられない。
起きてもぼうっとしている状態が続いている。

”うつ”になった”原因”はいくつもある。
かつて自分で事業をしていたが、その際の仕事上のパートナーに裏切られた経験が”トラウマ”になっている。
また、結婚当初の旦那さんの行動についても”トラウマ”があり、そのことをいまだに許せずにいる。

「一睡もできない状態が続き、”うつ”がひどい」ため、A総合病院に入院した。
しかし、入院中もやはり眠れない状態が続き、
1か月ほどで「もう家に帰りましょう」という判断になり、自宅に戻った。
だが、帰宅後も症状は全く良くなっていない。

ご子息である相談者のもとに、そんなお母様から電話がかかってきて、
「つらい」「苦しい」と繰り返し訴えられる。
相談者は「一体、自分はどうしたらいいのだろう」と困り、考えあぐねているという。
ーーーーー
(この事例はファンタジーです)

そろそろ、そもそもの話をしよう

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続 精神科医だから、って相談された話 一睡もできないとは

一見の人から電話で相談を受けた話の2回目

相談内容

ーーーーー
西日本にある実家に住む、50代後半のお母様のこと。
旦那さんと二人暮らしだが、
旦那さんは本人の状態があまりにひどく、一緒にいられず、
隣県にある自分の会社へ行ってしまい、現在は別居状態だという。
10年来の”うつ”が悪化しており、「全く一睡もできていない」と訴えている。
一方で、朝になると薬が残っていることもあり、起きられない。
起きてもぼうっとしている状態が続いている。

”うつ”になった”原因”はいくつもある。
かつて自分で事業をしていたが、その際の仕事上のパートナーに裏切られた経験が”トラウマ”になっている。
また、結婚当初の旦那さんの行動についても”トラウマ”があり、そのことをいまだに許せずにいる。

「一睡もできない状態が続き、”うつ”がひどい」ため、A総合病院に入院した。
しかし、入院中もやはり眠れない状態が続き、
1か月ほどで「もう家に帰りましょう」という判断になり、自宅に戻った。
だが、帰宅後も症状は全く良くなっていない。

ご子息である相談者のもとに、そんなお母様から電話がかかってきて、
「つらい」「苦しい」と繰り返し訴えられる。
相談者は「一体、自分はどうしたらいいのだろう」と困り、考えあぐねているという。
ーーーーー
(この事例はファンタジーです)

「原因」という言葉

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始 精神科医だから、って相談された話

一見の人から電話で相談を受けた。
友人伝いにイベントで30分ほどご一緒しただけのごく薄い関係の方。
そんな時に25年目の精神科医がどう対応したのか。
そんな話。

相談内容

ーーーーー
西日本にある実家に住む、50代後半のお母様のこと。
旦那さんと二人暮らしだが、
旦那さんは本人の状態があまりにひどく、一緒にいられず、
隣県にある自分の会社へ行ってしまい、現在は別居状態だという。
10年来の”うつ”が悪化しており、「全く一睡もできていない」と訴えている。
一方で、朝になると薬が残っていることもあり、起きられない。
起きてもぼうっとしている状態が続いている。

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