「ボーダー」なんて略称される、境界性パーソナリティー障害
BPD:Borderline Personality Disorder
かつては何かというと
「あの患者はボーダーだから」
などと盛んに使われていたように思うが、
今はあまり使われなくなったように思う。
あまりに使われすぎて流行らなくなったのだろうか、
それとも発達障害のブームに負けてしまったのだろうか。
精神科の業界用語も、一般のメンタル用語も、このように流行り廃りで変遷しているのだろう
しかしながら、メンタルヘルスの課題を考えたときに、
やはりBPDという診断類型と、
それに応じた対応を押さえておかないとひどい目に遭う、
という意味ではその重要性は変わっていない。
つい最近もそんな事例に触れたので、BPDについて考えてみた。
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