障害者雇用の拡大
2024年4月、障害者の法定雇用率が2.5%へと引き上げられました。
さらに2026年7月には、2.7%にまで上昇する予定です。
あわせて、雇用義務が生じる企業の規模要件も「従業員43.5人以上」に拡大され、対象となる事業所はますます増えていくことになります。
国として、「障害者雇用をもっと広げよう」という明確な意思表示でしょう。
しかし、実際の企業の現場ではどうしたらよいものか。
雇用から定着、不調時の対応まで課題は山積です。
精神科産業医としては、本当はもっと職場の障害者雇用に悩む企業の担当者をサポートできないかと思っているのですが、
しかしながら未だ産業医には障害者雇用に関連したことが求められていない現状があるように感じていて、
何とかならんかな、なんて思ってます。