メンタル系産業医が職場の「適応障害」の回復にどう付き合っていくのか。その4です
最終回である今回は、「適応障害」からの回復のゴールについて。
「客観性をもった不調の時期の振り返り」と「繰り返さないための行動の準備」ができて、そこからはメンタル不調からの回復に共通の過程。
まず本人の側の余裕が回復して、少しずつ仕事に合わせられるように、適応できるようになっていく。
回復はしていくわけだけれど、何もなかったことになるわけではない。
では、「回復した」というのはどんな状態だろう?
言い換えれば、メンタル系産業医はどの境地を目指しているの?という話