おおた産業メンタルラボ

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続・境界性パーソナリティー障害BPDの天敵としての医療者 BPDその8

前回、
医療者はBPD者のターゲットになりやすい。
医療者と境界性パーソナリティー障害BPDはお互いが不幸になりやすい、
お互いが天敵同士の危険な組み合わせである、
と書いてきました。
そこからの続きです。

惻隠の情と”危うさ”

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境界性パーソナリティー障害BPDの天敵、それは医療者 BPDその7

境界性パーソナリティー障害BPDについて、
・BPDに気づくためのポイント
・BPDに対処するために大切だと思うこと
・BPDとは「ボーダーライン状態」なのではないか
などつらつらと書いてきました

今回は、BPDの相手になりやすい人、BPDの天敵について書いてみます。

ちょっとおさらい

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境界型パーソナリティー障害なんて存在しないんじゃないか、と言ってみる BPDその6

暴論:境界性パーソナリティー障害なんて存在しない!
 
個人的には、いわゆるボーダー、境界性パーソナリティー障害BPDという個人の精神障害はない、と思っている。
あるのは関係性の病、ボーダーライン状態。
あくまで状態像。

何故って、
BPD者は一人だけでいたら、病的にはならないから。
もし無人島にいたら、
もし周りがロボットだけなら、
BPDとしての問題行動は起こらない。
BPDは関係性の病であるとは、そういうこと。

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秋なので産業保健法学会に行ってみましたよ

秋の学会シーズン、9月の三連休で第4回となる産業保健法学会に参加してみました
https://jaohl.info/

日本産業保健法学会第4回学術大会jaohl.info

元々はメンタルヘルス法務主任者からの流れで
この学会が立ち上がったところからずっと入ってはいたんですが
おりしもコロナ禍でなかなか参加するタイミングを得ませんでした

今回久しぶりに現地開催されるということ、
併せて初めての懇親会も開催されるということで、
ちょっと疎遠になっていた人脈を温めたり、刺激を受けたりしようと、
東京は蒲田での第4回学会に参加してきました。

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ボーダーラインシフト、BPDにどう対応するのか BPDその5

BPD者の操作性、操作的言動に気づいて、
BPDに気が付いたら、そこからどうしたら良いのか。
ここではその話をしたい。
 
まずそれを認識することで心理的距離を取ること。
気づくだけでも距離は取れるけれど、
距離を取るのと突き放す、毛嫌いするのは違う。
関係を断つ、という選択肢もあるかもしれないけれど、そうもいかないことの方が多いだろう。
つまり、程よい距離を取らなくてはいけない。
 
程よい距離を取ることで、BPD者の操作性や衝動性に対して、周囲の人の耐性を上げること。
すなわち「ボーダーラインシフト」(by市橋)
これにつきる。
 

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