おおた産業メンタルラボ

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「うつ」についてのまとめ

「うつ(一般用語)」イコール「うつ状態(精神医療用語)」

「うつ状態」はさまざまな病気や状況によって起きる、気分が落ち込んだ状態のこと。そこからもう一歩掘り下げないと対応にはたどりつかない。

「働く人のメンタルヘルス」でであう「うつ」は、「うつ病」と「適応障害」と「未熟型うつ」の「うつ状態」
それぞれに対応は違ってくる

「適応障害」ってなに?

「適応障害」にであうとき
「うつ」の人からの診断書に、「適応障害」という病名が書かれてくることがあります。
「適応障害」も「うつ」の中のひとつ。逆に言うと、「適応障害」でも「うつ状態」になります。

環境の変化から
「適応障害」とは、その人が環境の変化などに適応できない時に「うつ状態」などのメンタル不調になる、ということを精神医学的に病名を付けたものです。だれでも環境変化が起きたときには多少落ち込んだり、疲れたりするものです。それの程度や期間がひどいものを「適応障害」といいます。一般に言う「ストレス」がひどいときになります。

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「うつ状態」ってなに?

『うつ状態』イコール『うつ病』、ではありません!!

「状態」ってなにさ?
「うつ状態」は、「うつ」の症状が組み合わさってできる「状態」のひとつ、です。診断には症状→状態→疾患といった順番があります。「うつ状態」は疾患診断の手前の状態像診断です。

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上司から「うつ」の相談をされたとき、メンタル系産業医はどうするの?

上司から「部下が『うつ』かもしれない」という相談があったとき。
大切なのは、「次にどのような行動をとればよいか」という解決(行動)を上司に持って帰ってもらうことだと思ってます。

精神科受診が必要かどうか
まずは本人が「うつ」の相談に来た時と同じく、「休職する必要があるかないか」「精神科を受診する必要があるかどうか」をできるだけ確認します。
「精神科を受診する必要がありそうだ」と判断した場合には、
まずは上司から本人に「産業医にも相談したけど、精神科を受診した方が良いとアドバイスされた」と伝えるよう指示します。

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「うつ」の相談をされたときメンタル系産業医はなにを考えているの?

「うつ」という触れ込みの人の相談をいただきます。
本人から直接相談されたときに、メンタル系産業医は何を考えているのでしょうか。

本人から相談されたときのポイントは大きく二つ、
「休職する必要があるかないか」「精神科を受診する必要があるかどうか」です。

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