おおた産業メンタルラボ

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「うつ」を改善させるための食事  低栄養による「うつ」 働く人の「うつ」

|食べていても低栄養|
食事のバランスが崩れたり、低栄養状態となることにより、全身のだるさなど「うつ」の症状が出ることは想像に難くないでしょう。
低栄養による「うつ」はたとえ肥満であっても食事が偏っていれば起こります。
実際の精神科臨床では、「うつ」になることによって食事への配慮が不足し、低栄養によるうつも重なっていっそう不調となって病院を訪れる、という状況が多いです。
私は「食事を改めるだけで『うつ』が治る!」とは言いません。しかし「うつ」を良くするために食事への配慮は必要です。

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「働く人のうつ」 睡眠不足からの「うつ」 その3  睡眠改善のためにどんな生活指導をするの? 後編

睡眠不足への生活指導の続きです
睡眠に「悪いことを減らす」の続きから

|煙草の刺激|
喫煙によって摂取されるニコチンには覚醒作用があります。
血中半減期は2時間程度と言われます。
なので、寝る2時間前、22時からは煙草禁止です。
よく「途中で目が覚めて眠れないからタバコ吸って、また寝ようとするけど眠れない」とか言う人がいますけど、そりゃ当たり前です。朝まで煙草は禁止で。

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「働く人のうつ」 睡眠不足からの「うつ」 その2  睡眠改善のためにどんな生活指導をするの? 前編

|睡眠不足への生活指導|
ここからが本編。睡眠不足の人にはすべて生活指導をします。
病状への対応の基本は生活指導です。生活習慣を変化させずに薬だけ飲ませたって効くわけがありません。
「コーヒーがばがば飲んで、眠れないから睡眠薬を飲んで、酒も飲んで、当然改善しない」なんてことが放置されているのが精神科のおかしなところです。
たぶんそういうのを期待する人はこのnoteなんて読まないから、イイですね。

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「働く人のうつ」 睡眠不足からの「うつ」 その1  睡眠不足は「うつ」になる

|睡眠不足は「うつ」になる|
のっけから結論 <睡眠不足は「うつ」になります!>
寝不足だとぼーっとしますよね。判断力落ちますよね。ミス増えますよね。
ミスが増えるのはこういった作業能力だけでしょうか?そんなはずはありませんよね。
感情や気分、身の回りの出来事などについても判断ミスはおきます。
悲観的に考えたり、自分の選択のリスク評価が正しくできなかったり。
この積み重ねから仕事や日常生活を送る上で不利な状況が重なり、「うつ」になる、そのことはほぼ自明だと思います。

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職場の「うつ」 「アルコール性うつ」その3 なんで無視されてるんだろ?

「アルコール性うつ」って軽く見られてるんじゃないの?むしろ無視されてるんじゃないの?という話

「アルコール性うつ」の存在については、そういうアレルギーがあるよ、という水準の話で、まともに考えれば当たり前の話です。
でもさっぱり注意を払われていません。なんなんでしょうね

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