ちがいます
彼/彼女は、今は自分に環境に適応していく力がないことを認められずに「うつ」となっています。
他罰の言葉や自分に都合の良い休職時間の使い方など利己的な姿勢が目につきます。
しかしそれは彼/彼女の未熟性から生じているものです。
子どもが駄々をこねているようなもの、という例えが近いでしょうか
ちがいます
彼/彼女は、今は自分に環境に適応していく力がないことを認められずに「うつ」となっています。
他罰の言葉や自分に都合の良い休職時間の使い方など利己的な姿勢が目につきます。
しかしそれは彼/彼女の未熟性から生じているものです。
子どもが駄々をこねているようなもの、という例えが近いでしょうか
「未熟型うつ」は「適応障害」の「うつ状態」の中の一部です。
「適応障害」の「うつ状態」とは、環境に対して適応困難となることで「うつ状態」になるものでした。
その現実の環境に適応できない理由が、本人の未成熟さにありながら、その自らの未熟さを認めることができないので他罰的となります。そのちぐはぐさが特徴的な言動を生みます。
「うつ(一般用語)」イコール「うつ状態(精神医療用語)」
「うつ状態」はさまざまな病気や状況によって起きる、気分が落ち込んだ状態のこと。そこからもう一歩掘り下げないと対応にはたどりつかない。
「働く人のメンタルヘルス」でであう「うつ」は、「うつ病」と「適応障害」と「未熟型うつ」の「うつ状態」
それぞれに対応は違ってくる
「適応障害」にであうとき
「うつ」の人からの診断書に、「適応障害」という病名が書かれてくることがあります。
「適応障害」も「うつ」の中のひとつ。逆に言うと、「適応障害」でも「うつ状態」になります。
環境の変化から
「適応障害」とは、その人が環境の変化などに適応できない時に「うつ状態」などのメンタル不調になる、ということを精神医学的に病名を付けたものです。だれでも環境変化が起きたときには多少落ち込んだり、疲れたりするものです。それの程度や期間がひどいものを「適応障害」といいます。一般に言う「ストレス」がひどいときになります。
『うつ状態』イコール『うつ病』、ではありません!!
「状態」ってなにさ?
「うつ状態」は、「うつ」の症状が組み合わさってできる「状態」のひとつ、です。診断には症状→状態→疾患といった順番があります。「うつ状態」は疾患診断の手前の状態像診断です。