|睡眠不足への生活指導|
ここからが本編。睡眠不足の人にはすべて生活指導をします。
病状への対応の基本は生活指導です。生活習慣を変化させずに薬だけ飲ませたって効くわけがありません。
「コーヒーがばがば飲んで、眠れないから睡眠薬を飲んで、酒も飲んで、当然改善しない」なんてことが放置されているのが精神科のおかしなところです。
たぶんそういうのを期待する人はこのnoteなんて読まないから、イイですね。
カテゴリー: insight
「働く人のうつ」 睡眠不足からの「うつ」 その1 睡眠不足は「うつ」になる
|睡眠不足は「うつ」になる|
のっけから結論 <睡眠不足は「うつ」になります!>
寝不足だとぼーっとしますよね。判断力落ちますよね。ミス増えますよね。
ミスが増えるのはこういった作業能力だけでしょうか?そんなはずはありませんよね。
感情や気分、身の回りの出来事などについても判断ミスはおきます。
悲観的に考えたり、自分の選択のリスク評価が正しくできなかったり。
この積み重ねから仕事や日常生活を送る上で不利な状況が重なり、「うつ」になる、そのことはほぼ自明だと思います。
職場の「うつ」 「アルコール性うつ」その3 なんで無視されてるんだろ?
「アルコール性うつ」って軽く見られてるんじゃないの?むしろ無視されてるんじゃないの?という話
「アルコール性うつ」の存在については、そういうアレルギーがあるよ、という水準の話で、まともに考えれば当たり前の話です。
でもさっぱり注意を払われていません。なんなんでしょうね
職場の「うつ」 「アルコール性うつ」その2 説明してみた
「アルコール性うつ」というものがある、として、それをどのように説明しているのか、についてかいてみます。
|初診場面で|
話を簡単にするために、精神科外来での診察(初診)場面での話にさせてください。
「うつ」の患者さんが自分から希望して受診してきました。
軽度から中等度の「うつ状態」です。採血検査をしても、肝機能に問題はありません。
寝付けないから毎日飲酒している、「うつ」になってから飲酒量は増えている、と言います。
不眠もあるので、睡眠を改善させるためにお薬は処方しようと思います。
患者さんの状態を改善させるために、アルコールの害について説明してみます。
職場の「うつ」 「アルコール性うつ」その1
「アルコール性うつ」について書いてみます。アルコール依存ではないのでお間違えなく。
あまり人口に膾炙した表現ではありませんが、飲酒によって「うつ」になっている患者さんは少なくないです。お酒の主成分はご存知の通りアルコールですね。
|アルコールの直接作用|
アルコールは脳の前頭葉の活動を低下させる薬物です。これによる浮遊感や脱抑制感、さらには酩酊感といった感覚を楽しむのだと思います。
飲酒下では解放感だけでなく、喜怒哀楽の感情の統制が困難となります。笑い上戸、泣き上戸、怒り上戸、といった言葉に表されるように。
