重症度別の「うつ病」の治療について、書いてみます。
「職場のー」からは離れますが、できるだけ医学的なことではなくて、ただのメンタル系産業医が臨床的に考えていること、の視点で書きます。
|重症度別の治療の必要性度合い|
・軽症のうつ病は、
精神科受診はしてもしなくても。
仕事の負担を軽減して、休息を増やす。
薬物療法は効果が明確な効果がないこともある。
治療法については後でもう少し詳しく書きます。
重症度別の「うつ病」の治療について、書いてみます。
「職場のー」からは離れますが、できるだけ医学的なことではなくて、ただのメンタル系産業医が臨床的に考えていること、の視点で書きます。
|重症度別の治療の必要性度合い|
・軽症のうつ病は、
精神科受診はしてもしなくても。
仕事の負担を軽減して、休息を増やす。
薬物療法は効果が明確な効果がないこともある。
治療法については後でもう少し詳しく書きます。
ちょっと「職場のー」から離れてしまいますが、
「うつ」のなかでも「うつ病」はどう良くなるのか、について書きます。
医学的に正しいことを書き連ねても面白くないのと、私は大家でも何でもないので、ただのメンタル系産業医が臨床的に考えていること、と思ってお読みください。
|重症度分け|
どう良くなるのか、を語るためには、まずは重症度分けをしないといけません。病気ですから。
「うつ病」は
軽症、中等症、重症、最重度
に分かれます。
産業医は主治医より情報が多い
そもそも、主治医が見立て違いをしてしまうのは、
一つには、主治医は多くの場合、本人からしか情報を得られないから。
うつ状態は本人にとっても苦痛なので自覚は難しくありませんが、
軽躁状態は気分爽快に快活な状態であり、自分から軽躁状態と気づくことはまずありません。
本人は診察室では「元気になりました!」と軽やかに言うでしょう。
そのため、本人の味方であり意向を尊重することが本分である主治医には、すぐに軽躁状態と気づくことは困難です。
職場の「うつ」の中には、
といった非典型的な「うつ」のなかに、「躁うつ病」と診断される人がいる、ということを書いてきました。
「うつ病」から「躁うつ病」に診断が変更された。誤診なの?
診断が間違っていた、というか、最初のうちは同じように見える、ということです。
いきなり「躁うつ病」と診断できない場合は多くあります。
「後医は名医」という言葉もあります。後出しじゃんけんが強いのは当然、ということで。
もちろん、その診断にたどり着くかどうかにはその主治医の力量があることも否定はできませんが。
「躁うつ病」と「うつ病」の一番わかりやすい違いは「躁状態」になるかならないか、です。
「躁状態」とは「うつ状態」の反対の状態ですが、「元気になって良いんじゃない?」と思いきや、本人よりも周囲の人には負担が大きくなることがあります。
「躁状態」の症状をいくつか上げると