おおた産業メンタルラボ

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メンタル不調で休職した「問題社員」が、復職したいと言ってきたんです。 その1 準備

産業医として対応を期待される状況のひとつは、
メンタル不調による休職からの復職時の対応です。
 いくつか悩ましい状況はありますが、
中でも典型的なのが、「休職者が問題社員であった時」です。
今回はこの課題について書いてみます。
 
 

心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き

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メンタルヘルスマネジメント検定I種を取得する

難関:「メンタルヘルスマネジメント検定Ⅰ種」
を攻略したので、
その体験をたらたら書いてみます。

なんでも合格率は10-20%らしい。
試験形式は選択問題+筆記問題
選択問題100点、筆記問題50点
得点の合計が105点以上+筆記問題25点以上で合格。
つまり選択80点以上、筆記25点以上ですねー

でもまあ、私エキスパートですしー、逃げるわけにもいきますまい。

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「うちの子は字が書けない」ほか 発達性ディスレクシア(発達性読み書き障害)の本

発達障害のうち、ASD(自閉症スペクトラム障害)とADHD(注意欠陥多動性障害)についてはあれこれと書籍化されるなど広まってきたけれど、
しかしLD(学習障害)、SLD(限局性学習障害) についてはあまり話題にあがらない。

他の障害と合併しているために影に隠れてしまうためか、
「やる気がない」「勉強ができない」と片付けられてしまうためなのか。
おそらくそのどちらともなのでしょう。

前回は学習障害LDについて、
限局性学習障害SLD、学習困難児、LearningDisabilityなど言葉の整理をしました

大事なのはそれに対してどうするかです。
そうなんです。そうなんですが、、、

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学習障害について

学習障害という言葉からは、つい「勉強ができないことだろうか?」と思ってしまいますが、医学的には勉強が出来ない事ではありません。

医学的には、読む書く話す計算するなど特定能力について困難がある障害のことです
医学的診断としては「限局性学習障害 Specific Learning Disorder:SLD」が正確な診断名となります。

いわゆる「発達障害」の中の一つです。

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”まともな産業医”でありたい。 「生きた産業保健法学」

今回は、入門向けではなく、
実務の中で専門家として振る舞っていくため、
産業メンタルヘルスのスペシャリストとして、
”役に立つ産業医”であるために、
そのために押さえておかなくてはいけないと思う本について。

まともな産業医であるために

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