精神医学的なBPDの話が長くなってきてしまったので、
そろそろ私のフィールド、働く場面で、会社でのBPDの話に戻ります。
「対人関係の境界を乗り越えてくるのがBPD者の操作である」というのがBPD者に気づくサイン「操作」についてのまとめでした。
精神医学的なBPDの話が長くなってきてしまったので、
そろそろ私のフィールド、働く場面で、会社でのBPDの話に戻ります。
「対人関係の境界を乗り越えてくるのがBPD者の操作である」というのがBPD者に気づくサイン「操作」についてのまとめでした。
前回、
医療者はBPD者のターゲットになりやすい。
医療者と境界性パーソナリティー障害BPDはお互いが不幸になりやすい、
お互いが天敵同士の危険な組み合わせである、
と書いてきました。
そこからの続きです。
境界性パーソナリティー障害BPDについて、
・BPDに気づくためのポイント
・BPDに対処するために大切だと思うこと
・BPDとは「ボーダーライン状態」なのではないか
などつらつらと書いてきました
今回は、BPDの相手になりやすい人、BPDの天敵について書いてみます。
暴論:境界性パーソナリティー障害なんて存在しない!
個人的には、いわゆるボーダー、境界性パーソナリティー障害BPDという個人の精神障害はない、と思っている。
あるのは関係性の病、ボーダーライン状態。
あくまで状態像。
何故って、
BPD者は一人だけでいたら、病的にはならないから。
もし無人島にいたら、
もし周りがロボットだけなら、
BPDとしての問題行動は起こらない。
BPDは関係性の病であるとは、そういうこと。
秋の学会シーズン、9月の三連休で第4回となる産業保健法学会に参加してみました
https://jaohl.info/
元々はメンタルヘルス法務主任者からの流れで
この学会が立ち上がったところからずっと入ってはいたんですが
おりしもコロナ禍でなかなか参加するタイミングを得ませんでした
今回久しぶりに現地開催されるということ、
併せて初めての懇親会も開催されるということで、
ちょっと疎遠になっていた人脈を温めたり、刺激を受けたりしようと、
東京は蒲田での第4回学会に参加してきました。