前回、
産業医には、
長期的な展望を共有すること、
産業医自身の立ち位置を説明すること、
その二つが必要だ。
と書きました。
今回はその続き。
もっと大切かもしれないことを書きます。
それは、仲間を増やすこと。
続きを読む ▼ “さらに産業医はどうしたらよかったのか 産業医のトリセツを作りたい その5”前回、
産業医には、
長期的な展望を共有すること、
産業医自身の立ち位置を説明すること、
その二つが必要だ。
と書きました。
今回はその続き。
もっと大切かもしれないことを書きます。
それは、仲間を増やすこと。
続きを読む ▼ “さらに産業医はどうしたらよかったのか 産業医のトリセツを作りたい その5”ようやく本番、
お待たせしました。
今回の産業医がどうしたらよかったのか、
ちょっと違うな、
産業医がどうしたらよかったと私が思うのか。
そんなお話。
できるだけ、これができてない、という指摘よりは、
こうしたらよかったのにな、と書いていく、つもり。
前回、産業医は必ずしも従業員の希望に沿えない、と書いた。
もちろん、主治医だって患者の希望に沿えないことはある。
「病気を必ず治してほしい」とか、
「すっかり元のように回復させてほしい」とか。
重症の心不全になったときに、
「元のように動き回れるようになりますか」といわれたら、
<なりません>ということはある。
それは<元には戻らない>であって<治らない>ということではない。
ではどうするか、を考えていく前提条件として、
「産業医と主治医の役割の違い」について考えてみる。
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https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001472029.pdf
でも、「産業医と主治医の違い」について触れています。
産業医と面接した従業員さんの失望のストーリーを聞いた。
「休職から復職をしようと思って、産業医と面接した。白衣ではなくスーツを着て、最初の印象から冷たい感じだった。」
「回復中である今の状況に対して、自分が頑張ってることに対してダメ出しをされた。」
「産業医は回復を支援してくれる支援者ではないのか」
「何のための医療者なのか。ひどい医者だ。」
「『リモート勤務、短時間勤務、週半分程度の勤務』を希望したが、『週5日出勤、フルタイム勤務ができなければ復職とはならない』と説明された。」
「回復途中であることを無視された」
「支援のための存在というより復職ルールの審判員のように感じた。」
そして合間には産業医から発せられたという無配慮なセリフ。