前回は、「優秀なはずの若者が現場で止まる理由」を、
能力ではなく「適応のズレ」という構造から整理しました。
では逆に、現場で動けている人は、何が違うのでしょうか。
この問いを「経験があるから」と片付けてしまうと、
あまり意味のある説明にはなりません。
重要なのは、
その“経験の中身”です。
まず前提として押さえておくべきことがあります。
それは、
不確実な状況に対する不安は、
若者も、経験を積んだ側も、本質的には同じだということです。
AI化が進み、予測可能な領域が機械に置き換わっていく中で、
「この先どうなるのか分からない」という感覚は、
どの世代にとっても共通です。
違いがあるとすれば、
その不安との付き合い方です。
